『本って本当に楽しいね!』児童書読書記録

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zoom RSS 『生きる力がわく珠玉の言葉 つらかんべぇ』漆原智良 今人舎

<<   作成日時 : 2011/07/19 01:40   >>

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「つらかんべぇ」(立松和平の父)「くじけないで!」(柴田トヨ)「なにくそ!」(壺井栄)「夢を追い求めよ」(植村直己)など 勇気・元気・希望のわく珠玉の言葉の奥に潜んでいる真実を、エッセイ風にまとめあげた異色の本!←帯文章より

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第一部 1945年3・10福島に、2011年3・11東京にいた私が勇気をもらった言葉
第二部 1945年3・10から2011年3・11の間に私が読書で得た珠玉の言葉
第三部 3・11東日本大震災以降みなさんに考えてみてほしい言葉

家も家族も、これからの生活の基盤も、なにもかも失って、それでも前を向いて頑張って生きている友に、いったいなんと声をかけることができるのだろう……と、受け入れがたい現実を全身で受け止めて、歯をくいしばっている友に、なにを届けることができるのだろう……と、よく思います。
きっと、心優しい友は、私の気持ちをも思いやってくれるでしょう。
でも、今、家の中で、パソコンをひらくことのできる恵まれた環境にいる私が、「がっばっているね」「がんばろうね」と声をかけるより、友と同じ境遇から、ゼロから出発して、人生を生きてこられた方が、声をかけてくださったら、それは、目の前に、はっきりと、「ココからでも、この方のように、生きていけるのだ」と、一歩をふみだす道しるべになってくれると、思うのです。
「つらかんべぇ」の著者・漆原智良先生は、東京大空襲で家族を失い、震災孤児となってしまわれましたが、今、児童文学界の第一人者として、こうして、あとにつづく人々のために、文字を紡いでくださっています。
この書では、震災孤児となってからの道のりで、くじけそうになった時に支えてくれた言葉の数々を、ご自身の体験を織り込んで、教えてくださっています。
「つらかんべぇ」なんてやさしいひびきでしょう。どうにもできない現実を受け止めて耐えている、そんなときに、そんな自分を見守り「つらかんべぇ」と心をそえてくれる人がいる。なんというあたたかさだろう。「つらかんべぇ」「つらかんべぇ」「つらかんべぇ」何度かつぶやいているうちに、ちっぴけな悩みにあれこれ思いをめぐらせているだけの私なのに、それでも涙腺がゆるんできます。
「つらかんべぇ。私も、同じような境遇にあったから、あなたの気持ちが分かるのだよ」「あなたと同じような境遇であった私を、支えてくれた言葉なら、あなたの役に立ってくれるかもしれない。生きる力のわく珠玉の言葉を、ここに紡ぐよ」と、著者の優しく声が聞こえるような気がしました。
心底、耐え忍んでおられる皆様にとっては、どれだけ、心の支えになる珠玉の言葉であろうか、と思うのです。たくさんの方々に、「つらかんべぇ」の御本がとどきますように!と、心から思います。

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つらかんべぇ
つらかんべぇ漆原 智良

今人舎 2011-07-19
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