『本って本当に楽しいね!』児童書読書記録

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zoom RSS 『ワルルルさん』畑中弘子 くもん出版

<<   作成日時 : 2009/03/12 18:09   >>

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ワルルルさん (くもんの児童文学)弟のケンカをして怒られるのはいつも姉の來未(くみ)、五年生。その日もお母さんに怒られて、とうとう來未はおばあちゃんの家に家出を決行・・・・・・したのだけれど、道中、バスを間違え知らない町にたどりつき、ふしぎなおばあさん、ワルルルさんの出会う。明るく元気なワルルルさんと親しくなった來未は、ワルルルさんが、朝鮮半島から日本にやって来て、戦争中、差別をうけたり娘を亡くしたりの悲しい時代を生き延びたことを知る。そして、1995年1月17日、ワルルルさんと來未の住む、阪神・淡路に大地震が・・・・・・。

弟とケンカしたり、何でもできる友達に引け目を感じたりしている主人公、來未の心の動きを追っているうちに、読者の私も、ワルルルさんと出会って、元気になったり、地震で行方不明のワルルルさんを心配したり……。ラスト、お好み焼屋「きらきら星」に、行きたくてたまらなくなってしまいました(^▽^;)。私、ほとんど、來未と同一化して物語世界をすごしていた模様です。

私事ですが、主人の実家、新潟・小千谷でも震災があり、まだ余震が続く被災地に、主人が救援物資を買い込んで出かけた日を思い出しました。
被災地とどうにか連絡がついたとき、「稲刈りの後で助かったよ」と言う母の明るい元気な対応に救われ、主人が、「助けに行ったつもりが……」と苦笑いして持ってきたお土産の新米と野菜を見た時は、どんな大変な時でも息子と息子家族を思いやる母の姿に涙しました。
そんなことがあったからでしょうか、
どんな困難に出会っても、「あかんかっても、また、やりなおしたらええんや!」と、乗り越えていくワルルルさんに、
「本当は、人は皆、ワルルルさんなのかもしれない」
そんなことを想いました。
震災の記憶を風化させないためにも、頑張る子供たちへの応援歌としても、末永く読み継がれて欲しいと思った一冊です。


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