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zoom RSS 『泣いた牛』高橋文子・文 津田真帆・絵 てらいんく

<<   作成日時 : 2011/02/07 00:29   >>

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豊かな自然に囲まれてすくすく育つ3人の子どもたち。くらしをいろどるこまごまを離島での人情の中に描く。全島民あげての岩のり採り。台風におびえる子どもたち。家で飼っていた牛との別れ。
↑データーベースより

泣いた牛
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思わず「え!電気がなくてランプの暮らし!?え、車が通ってないの?え、車の通るみちがない!!えええっ!」と驚いてしまう八丈小島の暮らしの中に、オール家電が当たり前の暮らしをしていると忘れてしまう大切なものが、たくさん感じられるからでしょう、大人も子どもも一緒に、島人総出で収穫する岩のり採りの最中に、お母さんの頭に大ダコがついて〜のアクシデントがあっても、小島を襲う台風の猛威にさらされても、明るく元気に、両親と島の人々と力を合わせて暮らす三姉妹の日々を追うごとに、何だか、心が洗われていくような感動がありました。
ラスト、売ることになった二頭の牛との別れが描かれている『泣いた牛』の章では、泣いている牛に、「泣かないで牛さん 笑って牛さん 私もなきたくなっちゃうから」と語る詩があります。この詩を拝読していると、『泣いた牛』のむこうに、八丈小島を離島することになった島人の姿と想いが重なって感じられ、目頭があつくなりました。
泣かないで牛さん、笑って牛さん……
拝読してから数日たっているのですが、
泣かないで 笑って……と、
何だか読者の私もなぐさめてもらっているような、あたたかな余韻が続いています。


高橋 文子
1947年八丈小島に生まれる。東京都立八丈高等学校卒業。1969年八丈小島全員離島。両親とともに11年間八丈島にて民宿経営。リボンフラワー教室を開設、また郷土民芸品の創作活動。結婚を機に千葉に定住。「とっくんこ」「やまもも」「一軒家」同人
↑「BOOK著者紹介情報」より

関連書籍
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八丈小島での高橋文子氏の恩師・漆原智良先生による八丈小島に想いを寄せた御本の数々↓

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今から三十年前に、全国で初めて全員島外移住を余儀なくされた島、八丈小島を訪れる。ヤギの群れの住む無人島と化した島にのこる文化遺産や、素朴な島民の温かい人間交流の事実をさぐり、島を離れた人達の胸中に迫る。 ←データーベースより
ふるさとはヤギの島に―八丈小島へ帰りたい
当ブログ関連記事(http://jidousyo.at.webry.info/200806/article_76.html

クロシオ小島のヤギをすくえ
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夏休みの自由研究に、ぼくはじいちゃんとはじめてクロシオ小島にわたった。ふるさとだった島はいまは無人島になり、かつて飼われていたヤギが野生化して八百頭にもふえ、草木を食いあらし、大きな社会問題をひきおこしていた―。みどりを、ヤギの命を守ることはできるのか。小学校中~高学年向。
↑データーベースより

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東京のはるか南のはてにあるミドリ子島は、ヤギだけがすむむじん島。長老ヤギのタメトモとなかまのヤギたちは、ミドリ子島でなかよくくらしていました。ところがある日、人間たちがヤギがりにやってきた。なかまのヤギをまもるために、タメトモは…。全国学校図書館協議会選定図書。小学校・低学年用。
↑データーベースより



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